有害な石綿を安易に除去するのは、かえって危険!!

石綿(Asbestos)の人体に与える有害性は、広く社会問題化しています。
しかし石綿の除去方法は、多くの問題点が残されています。
当社では、こうした状況を改善するため、システムで対応。処理薬液として、石綿の結束性の高い無機質系の石綿封じ込め剤・粉じん抑制剤を開発しました。
また、トータルに石綿飛散を防止するアスシール工法を採用して、責任を持った施工体制を確立しています。

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石綿飛散をシステムで防止します。

特長

  1. 処理薬液は無機質水系で、石綿の結束性を高め、石綿飛散を防止。
  2. 仕上げは防買い材料等認定商品適合の各種仕上塗材の中から目的に応じて選択でき、石綿飛散防止処理から仕上げまでトータルに対応します。
  3. 処理薬液、補修材料、各種仕上塗材は、石綿などの有害物を含まず安全です。各種仕上材(復旧材)もトータルに対応しております。
  4. 石綿封じ込め剤・抑制剤は、除去工法・封じ込め工法・囲い込み工法のいずれにも対応できます。
  5. 責任施工体制を確立しており、関連法令を守り、外部汚染などの心配はありません。

用途

  1. 吹き付け石綿の封じ込め(注入固化)及び除去。
  2. 石綿含有吹き付けロックウールの封じ込め(注入固化)及び除去。

石綿飛散防止システム

調査
建物概況調査、設計図書調査、環境調査、分析調査などを行い施工に対する希望をおうかがいします。
物件毎に確認し、誠意をもって対応します。
改修、改装工事の目的・対象を検討し、工事計画書を作成し、御提出します。
専門知識と技能を身につけた認定店により責任施工システムで対応します。
工事後の環境測定を行うと共に関係必要書類を管理します。

石綿障害予防規則対応のアスベスト分析について

当社では、アスベストの定性分析、定量分析を行っています。
解体工事に係るアスベスト測定、室内浮遊アスベスト測定等も行っております。

  1. 定性分析(位相差顕微鏡を使用した分散染色分析法)
  2. 定性・定量分析(X線解析法/X線解析装置を使用した結晶構造分析)
    物質にX線を照射すると、結晶構造によって異なる解析図形を示します。X線解析スペクトルを解析して、アスベストの定性・定量分析を行います。

清潔で美しい人間空間の創造のために

石綿除去工法

粉じん抑制剤で石綿層を湿潤化し、石綿の飛散を押さえながら、どう剥離・表面処理を行う工法です。

除去工法作業工程

石綿除去工法

石綿取扱い作業従事者特別教育

労働安全衛生法の規定により、石綿障害予防規則が、平成17年7月1日から施行されました。 それに伴い、石綿(アスベスト)が使用されている建物などの解体・改修工事を行う場合、作業員に石綿(アスベスト)取扱いについての特別教育を行うことが義務付けられています。

当社工務部社員中66名は「石綿取扱い作業従事者特別教育」を終了しております。 又、特定化学物質等作業主任者8名も取得しており、万全な施行体制を敷いております。